2006年6月24日 (土)

文章を書いてみる By ドイツ語翻訳家 

日記や一言メモなど、短い文章でも実際に手を
動かして記録した単語は頭に残るものです。

また、自ら書いたものが蓄積されて行けば自信にも
つながります。

自分で文章を考えるのはちょっと、、、という場合は、
インターネットの記事や本の内容をそのまま書き写す、
というだけでも効果があると思います。

さらに、ドイツ語でメールや手紙をやり取りする
相手を見つけて、定期的にドイツ語を書く環境を
つくってしまうのも良い方法です。

ドイツでは、Tandempartner(「タンデム」と呼ばれる、
お互いに言葉を教え合う友達のようなもの)の
システムが一般的で、ネットなどでよく募集されて
います。

日本でも探すことは可能ですが、日本では一人の
ドイツ語圏の人に対し応募倍率がかなり高いので、
Yahoo Deutschland などで検索してドイツ語圏の
地域で探したほうが良いでしょう。

大学や教育機関などが無料であっせんをしてくれる
場合もあります。タンデムは言葉を練習する楽しみが
増え、良い動機づけになりますが、「教え合う」
システムなので半分は日本語でコミュニケーション
する事もお忘れなく。

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2006年5月13日 (土)

インターネットで放送を聞く ---ドイツ語翻訳家の体験談 

●最近ではさまざまなインターネットサイトを通じて、
日本にいながらにしてオンタイムの情報を毎日聞くことが
できます。

●下にいくつかのおすすめラジオ・テレビ局のサイトを
挙げてみました。

●EuroNews (http://www.euronews.net)
ドイツだけでなく、ヨーロッパ全域のニュースを扱う。
「経済」「インタビュー」「芸術」「宇宙」「ハイ
テクノロジー」など、ジャンルごとに掲載されていて
わかり易い。動画も見ることができる。
また、ニュースで読まれたテキストがほぼそのままの形で
掲載されているので聞き取りの練習にとても便利。

●ZDF.de (http://www.zdf.de/ZDFde)
ZDF局のサイト。現在放送されている全ての番組が掲載
されており、その一部を動画で見ることができる。

●Deutsche Welle (http://www.dw-world.de)
DW-RADIO やDW-TVのコーナーでは生放送が聞ける。

●WDR (http://www.wdr.de)
様々なテーマを扱い、生放送の音楽ラジオ番組も充実。
ドイツのカフェや飲食店でも流れていそうな放送が多く、
流しっ放しにしていても比較的疲れずに聞ける。

●NHKラジオ(http://www.nhk.or.jp/rj/index_e.html)
日本のNHK局によるラジオサイト。主に日本に関する
ニュース、お天気情報などをドイツ語で放送するため、
日本の時事用語をドイツ語でどのように表現するかが
わかりおもしろい。ドイツ現地の放送に比べて単語が
やさしく、スピードも遅めなので聞き取りやすい。

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2006年1月25日 (水)

本を声に出して読む

本はなるべく声に出して読むことをお勧めします。

外出先でも、できれば少しだけ口を動かして、
小さな声で読むことができると理想的です(怪しまれない程度に)。

目から受ける言葉の印象と、音にした時の語感とでは
ずいぶん違うものです。

特にドイツ語は一つ一つの単語が長いため、目では簡単に
読めても声に出すと区切るところがわからなくなる、という事が
よくあります。

ドイツ語の本は英語のものに比べて数は少ないですが、
最近ではamazon.deなどのインターネットサイトからでも簡単に
取り寄せることが可能です。

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2006年1月19日 (木)

ドイツ語で考えごとをする

これは語彙力の強化にとても効果的です。

最初の頃は、おそらくすぐにわからない単語が
出てくると思います。

そしたらすぐに和独の辞書を引いて下さい。

その場ですぐに辞書が引けない場合は、わからなかった
単語をメモしておき、後で必ず引くようにします。

更に考えごとを続け、わからない単語を調べる、
考えごとをする、調べる、これの繰り返しです。

こうすることで、自分の知らない単語は何なのか、
自分はどの分野の単語が弱いのかを明確に理解する
ことができるのです。

辞書に載っている単語が100%正解とは限りませんが、
まずは気にすることはありません。

自分の弱点を知ることが大切なのです。

弱点を知っておけば、別の機会にその単語を目に
した時も、より確実に記憶することができます。

いつでもどこでも実践できる、とてもお勧めの練習方法です。

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2006年1月 7日 (土)

1日1回ドイツ語に触れる

“ Uebung macht den Meister” という言葉があるように、ドイツ語の上達にも近道はありません。わずかな時間でも1日1回、ドイツ語に触れる習慣をつけてみてください。その際には、問題集を解く、単語集を読む、といった「勉強する」作業も大切ですが、言葉に慣れ言葉を自分のものにするためには、声に出す、聞く、書く、といった体を使った練習がより大切になってきます。

最初は短い時間から始め、余裕が出てきたら、1日1回の習慣を1日2回、3回へと増やしていきます。通勤・通学の電車の中や会社の休み時間、街を歩いている時、お風呂に入る時など、忙しい毎日の中でも探せば意外と時間はあるものです。
では、時間を見つけたら実際にどんなことをするかをご紹介しましょう。

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