2006年4月 3日 (月)

ロシア語 メロディをつかむ

●全くゼロの状態から未知の外国語をはじめるときには
できるだけ長い間、外国語を耳に注ぎ込んでください。

そして単語を聞き取ろうとせずに音楽を聞くように
リラックスして聞くと、次第にその言語独特のメロディや
リズムがつかめてくると思います。

●このメロディやリズムをつかめるかつかめないかで、
後々、特に自分が話すようになったときにきれいな
イントネーションで流暢にしゃべることができるか
どうかが決まります。

●もしいくら聞いてもよく分からないようであれば、
自分の聞いたことのない外国語をいくつか、例えば
ドイツ語とロシア語とフィンランド語のように、
比べながら聞いてみてください。

●そうしたらドイツ語は「ツィヒ・ツィヒ」という感じで
ロシア語は「シュルシュル」という感じでフィンランド語
は「カラッコロン」というかんじと、これはあくまで
例えですが、それぞれ特有のメロディがはっきり区別
できるかと思います。

ロシア語についてはメロディーがあるのですね。

昔タモリが知らない外国語をそれらしく聞こえるような
物まねをしていましたが、確かにそれぞれの言語で
メロディーがあります。

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ロシア語 ヒアリングについて 

●大部分の読者の皆さんは、日本の中高6年間で勉強した
英語がほとんど役に立たないことを身を持って経験されて
いるかと思います。

●そして、次に語学を勉強するときには、英語をやり直す
にしても、他の外国語を始めるにしても、綴り方や文法
よりもまず聞いて話す訓練から始めたいと思って
いらっしゃるのはありませんか。

●ロシア語を新たに始める方は、外国語を本当にものに
する絶好のチャンスだと思います。学校の英語のような
失敗を繰り返さないためにも、思い切って本物のロシア語
を聞くことから始めてみてください。

●聞き取ることが出来るようになればロシア語は自然に
口をついて出てきます。

●ロシア語が口になじめば、あえて文法を勉強しなくても
基本的な文法は自然に身についていきます。

●симпатичный парень が耳に残っていたり口に馴染
んでいれば、парень は男性名詞、男性名詞とわざわざ
暗記しなくても自然に分かりますよね。

●語学の学習方法はごまんとあり、ここでご紹介する方法
が全ての方にとってベストとはいえません。

ただ、私が自分の経験から得た学習方法を自信を持って
ご紹介できるのは、英語もフランス語もものにできなか
った私が、ロシア語のヒアリングと発音だけは自分でも
自慢したくなるほどしっかり身に付けることができた
からです。

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